Album Commentary
Original 2nd Album
CD Jacket

TITLE
The Dreams Of A Puppet
The Dreams Of A Puppet
ドリームズ・オブ・ア・パペット
BUILD
2006.10.05
2006.10.05
RELEASE
2012.07.28 (MP3)
2014.11.01 (CD)
2012.07.28 (MP3)
2014.11.01 (CD)
![]() |
---|
![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
Audio Track Commentary & Lyrics
![]() | 1. | Overture | |
![]() | 2. | A Dream Of The Puppet | |
![]() | 3. | Spiral Road | |
![]() | 4. | Angelica | |
![]() | 5. | The Bride Of Burrendure | |
![]() | 6. | Inside of me | |
![]() | 7. | Isabelle (Mysterious Skeleton) | |
![]() | 8. | I Still Dance | |
![]() | 9. | Tonight | |
![]() | 10. | Fin. |


Album Story 1 of 6
人は皆、ある時期に来ると"自分って一体何だろう? 自分の本当にやりたいことって何だろう"と考えるもの。まだ蒸気機関車が人々を運んでいた頃、とある片田舎の小さな村、ここにもそんな時期を迎えた少女がいた。
名前はイザベル。村の人々が集う小さなパブを経営する父と、敬虔なクリスチャンの母に大切に育てられた。
とても良い子で、学校でも模範的な生徒だった。
立派な大人になるよう育てられた彼女の夢は学校の先生。なぜなら、この辺りでは、学校の先生と聖職者が人々から尊敬される職業だから。
"学校の先生になり、人々から尊敬される立派な大人になる"と常々彼女は思っていた。
続きは、こちらへ (結構長いので気合のある方のみどうぞ。)
[You Tube] The Dreams Of A Puppet 日本語訳付
loading...
映画のような音楽
- The Dreams Of A Puppet -
「さようなら、操り人形だった私。」
イースタン・ブルームの2人は映画好きである。暇さえあれば、映画ばかり見て過ごしていることも多々ある。
そんな2人の趣味が高じて、"映画のようなストーリーのアルバム"というコンセプトアルバムを作ることとなった。
「様々な映画から影響を受けて曲が揃った」といっても良いだろう。
ストーリーは"良い子"として育ってきたある女の子の物語。
少女は挫折し、苦しむ中で、実は社会や親が求める理想の自分をずっと演じていたということに気が付く。そして人との出会いの中で自分を見つけ、自分の人生を歩みはじめるというもの。
主人公、父、母、フィドラー、主人公に踊りを教えた女性が主な登場人物なのだが、自分らのなかで勝手にキャスティングされている。実現するにはギャラだけで数十億円必要である。
1stに比べ、ダークなテイストの曲とアレンジが多く、トニー・ガトリフのラッチョ・ドローム(Latcho Drom)の影響もあり、ほんのり"ジプシー"である。
とくに小島崇はお気に入りのアルバムのようで「1stよりこっちのほうが好き」とよく言っている。2006年に完成しているものの、発表は3rdリリース後の2012年、CD化は2014年となってしまった。
小島美紀はこのアルバムの歌い方が全く気にいらなかったため、ほとんどの曲のボーカルトラックが削除された。そしてそのまま6年間放置されていたことになる。
サンプル音源は、2012年に録音し直したもの。