Album Commentary

Original 1st Album
TITLE >>

capyba-land
カピバランド

(MECA-2018)
BUILD >>
2002.08.04 (ver 1.0)
RELEASE >>
2004.05.12 (CD)
DISTRIBUTOR >>
トライエム

架空の世界の、架空の民族音楽。
- capyba-land -


数万年前に存在した架空の国が、新しい文明の台頭によって滅んでゆくというストーリーで構成されている。
歴史で例えると、ネアンデルタール人とホモ=サピエンスが共存していた頃の話が基になっている。
"9.11"の報復攻撃が繰り広げられている頃に制作されていることもあり、人間の愚かさや儚さ、そして平和への願いが主なテーマとなっている。

何故ストーリー仕立てなのかというと、小島美紀がほどんど作詞経験がなく全く書けなかったから。「物語にすれば思いつくかも」という安易な思いつきによりストーリー仕立てとなった。
実は歌詞には出て来ていない裏の設定が色々存在している。

主に作曲を担当した小島崇は、これまでほとんど作曲&アレンジの経験が無かった。12~13曲用意したが、未熟さゆえ結局8曲しか完成させられなかった。苦い思い出である。今も未熟だけど。

この音源制作前に2人はケルト文化の本場、アイルランドを1ヶ月かけて旅行している。このアルバムにはその時に感じたこと、思い出がたくさん盛り込まれている。 ジャケットの中の写真はその時に撮影されたもの。
音源の完成は2002年の8月4日。実は翌日の8月5日に2人の第一子が産まれている。
2004年5月12日メルダック(トライエム)よりリリースされている。

ちなみになぜ「カピバランド」というタイトルなのかというと、当時小島崇が聞いていたUAのラジオ番組"カピバラレストラン"というタイトルが非常に気に入っていた為。
ある日小島崇がふととなりにいる小島美紀を見ると、カピバラに良く似ているではないか!ということに気がつき、アルバムのタイトルが「カピバランド」に決定した。



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Audio Track Commentary & Lyrics

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1.The Secret of The Ancient Forest Part2
2.Wood's Voice
3.Art of Life
4.村の祭り ‐The Carnival‐
5.Grey Sky
6.White House on The Hill
7.The Scoundrels' March
8.崩れ去る町 ‐'Cause They Need More‐
9.Sleeping Bell


Album Story

太古の昔、深い深い森を抜けたその先に、カピバランドという小さな国がありました。
その国の人は争いを知らないとても純粋な人々でした。
人々の暮らしは明るく平和でその暮らしがいつまでも続くと思っていました。
しかしその平和も、一歩一歩と終わりに近づいていたのです。

森の動物たちは新しい人間の餌食となり、次々と連れ去られて、殺されました。
カピバランドでも、新しい人間の世界に憧れや夢を抱く若者が、一人、一人と国を去って行きました。
そんな中、新しい人間の世界では、新たな王が誕生し、民衆に絶大な支持を得ていました。

王は戦争を好み次々と領土を広げていきました。そしてとうとうカピバランドへも、
その王の魔の手がのびる日がやってきました。

争いをしらない純朴な人々は非情な王の兵隊達を前にただ立ち尽くすしかありませんでした。
国は焼き払われ、多くの人々の命が奪われました。
そしてその小さな国はこの世から永遠に姿を消すことになったのです。

しかし戦火の中人々はその国のシンボルである鐘を密かに森の湖に沈めました。
その鐘は今でもその湖の底で、永遠のときを刻み続けているのです。