White House on The Hill

Lyric: 小島 美紀 / Music: 小島 美紀 / Build: 2002.07
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Only the blue sky and the brown mountains…
I’m walking on the road running endlessly.
You leant against the door and saw me all the time.
Now I recall your face.

どこまでも青い空、茶色い山々
私は果てしなく続く道を歩いています
あなたはドアにもたれかかり、いつまでも私を見送ってくれた
今私は、あなたの顔を思い出しています

If I can’t get a bed to sleep,
Will you wait for me on the rocking chair?

もし眠る場所がなかったら あの揺りいすに座って、
私を待っていてくれますか?

I have to go, but I feel the air
In the white house on the hill.

行かなければ・・・でも感じるのです 丘の上の白い家の空気を・・・

Walking on the beach with bare feet.
The feeling of the sands, the feeling of the water!
“Shall we go up to the hill?” You showed me the world.
It wrapped me gently in the earth.

裸足で浜辺を歩く 足に感じる砂、水!
「あの丘に登りましょう」あなたは私に世界を見せてくれた
地球は私を優しく包んだ

If I become blind to the beauties of lives,
Will you take me to the hill?

もし私が生命の美を見失ってしまったら
あの丘に連れて行ってくれますか?

I don’t want to go, but I have left my heart
In the white house on the hill.

行きたくない・・・でも私の心は置いてきました
丘の上の白い家に・・・

Audio Track Commentary

“幾人かの若者は、「新しい人間の世界」への憧れと夢を抱き、
カピバランドを旅立ってゆきました。”

Eastern bloomを結成した頃、小島崇と二人でアイルランドに1ヶ月ほど旅行に行った。
その途中、Bunbegという小さな町に滞在し、an teach ban(白い家という意味らしい)というB&Bに泊まった。

出迎えてくれた方がなんと黒人の女性。アイルランドで黒人の方はあまり見なかったので驚いた。
リンダという名前でとても気さくで、色々話をし、よく散歩に行く浜辺に連れて行ってくれたり、町のアイリッシュダンスのサークルの集まりに連れて行ってくれたりした。

旅行中、当時はアジア人は滅多に見かけず、あまりアジア人に対する対応も良くなく、初めて味わうマイノリティーの感覚。少々つらい思いをした後だったので、温かい気持ちになり、本当に嬉しかった。その宿を去るとき、寂しくて、涙が止まらなかった。

リンダはいつまでもドアにもたれて私達を見送ってくれた。その時の思いをそのまま歌にしたのがこの曲。私にとって、非常に思い入れの強い曲の1つである。

いつまでもあなたのことは忘れません。ありがとうリンダ。
(小島 美紀)