Audio Track Commentary

“さあ、ベッドに入って。
“今日はあなたのおじいちゃんの、
“そのまたおじいちゃんのずっとずっと前のおじいちゃんのお話をしましょうね。
“遠い遠い昔、カピバランドという小さな国がありました。
“その国の人々は争いを知らない、とても純粋な人々でした・・・”

男の子がおばあちゃんのお話しに、夢中になってゆく。
それは眠っているかのような、起きているような、、、
男の子の意識は太古の昔へいつの間にか旅立ってしまっている。というようなことを表した曲なんですが、
とにかく深く深く、何かに誘われてゆくのを表すため、とにかく一定のリズムがしつこいくらい繰り返されています。

バーカッションは、ジャンベ、ダラブッカ、タブラを使用。大地の鼓動みたいのも表現しているのつもりです。
（それにしても民族音楽ってのはそういうのを表現し易い。たぶん。）

人によっては、「なげー」かも知れないですが、この曲は体操で言うところの準備運動のようなものなので、
肩の力を抜いて（もしくは何か用事しながら）気持ちを軽くして、ゆったり聞いていただければ、
すーうっとアルバムに入れるはず（？）です。

元々はThe Secret of The Ancient Forest (Part1) という曲だったのですが、
海外からの取材旅行から帰ってきて、「アジア人だなあ。ウチら」ってことを痛感することが多くて、
１曲目はアジアちっくなアレンジにしようと思い、作り直した結果、別物のとなった為、"Part2"となりました。
capyba-land の物語はこのアルバム分だけでは無いようなので、Part1もそのうち日の目を見るかもしれません。