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>>> ヒトリゴト:うちの猫たちのDNA    

2014.01.17 updated.
先日、うちの愛猫たちの避妊・去勢手術を受けさせた。ほっぺとそのこども達。
正直ちょっと後悔している。最近は飼い猫、飼い犬、そして野良猫、野良犬も、避妊・去勢するのが一般的。飼い主の義務とすら言われている。昨年飼い猫のほっぺが妊娠してしまい、数匹もらってもらい、いろんな人たちにご迷惑をおかけしてしまった。このまま放っておいたら、うちは猫屋敷になってしまうし、色んな人に迷惑をかけてしまうので、避妊・去勢手術に踏み切った。実際、野良犬、野良猫になってしまった犬猫が保健所に収容され、1週間後には殺処分となる現実があり・・・。そういう犬猫を増やさない為にも、避妊、去勢は大事。動物の為。頭では分かっているのだが・・・。

しかし、時々ふと思う。「あぁ、これでほっぺのDNAはこれで途絶えてしまうんだなぁ。かわいいほっぺやさくらやまるが居なくなったら、もうこれに似た孫やひ孫は見られないんだなぁ」それぞれ1匹ずつ子供を作ってから、避妊でも良かったけど、それをずっと続けていると、結局あっという間に猫屋敷。仕方ない。

私の小さい頃は、野良犬や野良猫をよく目にした。学校の帰り道、野良犬に遭遇して怖かったのを覚えている。この辺りにはまだ野良犬は目にすることがあるが、東京ではほとんど見かけない。野良猫に関しては、この辺りでもほとんど見かけない。うちの猫達は雑種のキジトラ。実家で生まれた子猫をもらってきた。実家でもみんな避妊したから、もう子猫は生まれない。こうやって皆避妊・去勢しちゃったら、雑種の素朴な猫たちはこの世から居なくなってしまう。ブリーダーさんの下で生まれる血統書付きの猫ちゃんだけになってしまうんじゃないかな。なんだか寂しい気がする。山の中なんかで生き残ってくれるかな。


だから、細々と、うちはこの素朴な猫ちゃんの種を守り続けるってのもよかったなぁ。なんて。絶滅危惧種というのがよく聞かれるけど、この素朴な日本猫はとくに絶滅危惧種とは言わないのかな。人間の都合で、私の都合で、途絶えさせてしまうDNA。責任持って、大事にして、長生きさせてあげよう。
                     

(小島 美紀)