The Universe of That Summer

Lyric: 小島 美紀 / Music: 小島 崇 / Build: 2016.07
PLAY... >>>Get QuickTime.

I ride my bike and go
to the hill.
And I look up at the sky.
There, the universe, I see it.

僕は自転車に乗り、丘を登る
空を見上げると、そこには宇宙が広がっている

I sweat a little.
A gentle breeze dries
the tears on my cheek,
and takes me there.

少しだけ汗をかいた
やさしい風が、僕の頬に伝う涙を乾かし、
そこへと僕をいざなう

I call you.
I call…
I call you.
In the darkness.

あなたを呼ぶ
呼んでいる
あなたを呼ぶ
暗闇の中で

I feel you.
I feel…
I feel you.
It spreads endlessly.

あなたを感じる
感じる
あなたを感じる
それは、限りなく広がっている

I stay there calm, alone.
A faraway light
tells me a long, long story.
It’s just like us. I see it.

僕は独り、静かにそこにたたずむ
遠くの光が、僕に長い長い物語を話して聴かせる
それはまるで僕たちの様だ

I see my world there.
How small! But
It’s a part of the universe.
All is one…

あそこに僕の世界が見える
何て小さいんだろう
でも、それは宇宙の一部なんだ
全ては一つ…


Audio Track Commentary

サビの部分のメロディーが気に入って、真っ先に作曲に取り掛かったのがこの曲だったのではないかと思う。サビの"I call you... I feel you..."の歌詞は、考える間もなくすんなりできてしまった。

何かつらいことがあった少年は、星の明かりの下、丘の上へと自転車を走らせる。丘の上で空を見上げると、そこには宇宙が広がっていた。何もかも忘れ、少年は宇宙へと誘われる。宇宙からみた地球、自分の住んでいる町はあまりに小さく、自分の悩みもちっぽけなものに思えた。全ては大きな宇宙の流れの中のほんの一部に過ぎないのかもしれない。でも、大事な一部なのかもしれない。
(小島美紀)

子供のころから好きなものの一つが宇宙で、宇宙の歌が作りたいと昔から思っていたんです。
「今回のアルバムを逃したら次は無いかも」と気が付き、めっちゃ考えた。曲は2014年には完成していて、放置されてたが2年後に突然詞が付いた。
これもライブでは前半からブズーキーなんだけど、不思議さが物足りなくてシンセにしてある。
そうそう、宇宙といえば、最近は量子テレポーテーションというのが気になってます。
(小島崇)