君想う

Lyric: 小島 美紀 / Music: 小島 美紀 / Build: 2012.03
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I wake up alone, and think of you.
I hear voices from the street.
I make tea for me and for you.
I’m longing for a morning, being with you again.

独り目を覚まし、君を想う
通りから人々の声が聞こえる
私と、君の為にお茶を入れ
再び君のいる朝を待ち焦がれている

I look up at the moon, and think of you.
How bright the moon is tonight.
I like to walk in the moonlight with you.
Can I walk with you again?

月を見上げ、君を想う
今夜はなんて月が明るいのだろう
君と月明かりの中を歩くのが好き
また君と歩けるだろうか?

You said “This is the time to fight!”
“Fighting for a just cause!”
You have gone so far away.
Come back to me. I need your love. So

君は言った「今こそ闘う時だ」
「正義のための闘い」
君は遠くへ行ってしまった
私の元に帰ってきて 君の愛が必要なのです だから・・・

逢いに行きましょう
荒波を越えて
君のあの笑顔に
また会えますように
君の優しさに
包まれますように

Audio Track Commentary

アルバム完成間近となったある日の明け方、夢を見た。
私は戦場にいた。銃弾が飛び交う中、必死に逃げ隠れている。本当の戦場にいたら、その恐怖はこんなもんじゃないと思うけど。

一緒に逃げている仲間が言った。「この建物の上に放送室がある。歌え! 束の間でもいい。戦いが止むかもしれない。」
えー!、、、無理だよ!!と思いながら、でも自分にできるのはそれ位しかないと思い、階段を駆け上がり、マイクを前に歌った。
どうか、戦争は止めて、平和をもう一度という願いを全身にこめて歌った。
歌声は戦場に響き渡った。すると、次第に銃声が止んでいく。
というとう戦場がシーンと静まり返った。

夢はそこまで。目が覚めても、その夢はしっかり覚えていた。
この曲を歌わなきゃ。少しでも平和のために役に立つかもしれない。
その時歌ったメロディーを感じ取りながら、この曲を仕上げ、3rdアルバムに入れることにした。
(小島 美紀)

アルバム完成間近で、歌以外の録音もほぼ終わっているのに、曲を1曲ボツにされてしまった。
(でもまあ曲自体不評だったので、しょうがない。よ ね。)
この曲はオルガンと歌だったのですが、なんかしっくりこなかった。考え抜いた挙句、アレンジを考えるのに行き詰ってしまい、「コーラスにしようぜ!」って言ってみた。 なかなかうまくいったのでは?と思っている。あと特筆すべきは、イースタン・ブルーム初の日本語の歌詞だ。日本語の歌ってほんと難しい。母音が多すぎて。
ライブでは残念ながら、アコースティックにアレンジしなおしているんだけど、いつかこのバージョンでやってみたいので、コーラス隊募集。
(小島 崇)